リアルタイムアタックとは?


「リアルタイムアタック」とは、 プレイ開始からクリアまでに実際にかかった時間の短さを競うプレイスタイルのことを言います。
実時間(リアル・タイム)の短さを競う(タイムアタック)ので、こう呼ばれます。
「リアルタイムアタック」という言葉はもともと極限攻略研究会による造語で2000年に生まれ、 東京大学ゲーム研究会による文化祭での「リアルタイムアタック大会」や、 2001年/2003年の「ドラクエ7を1日でクリア」、2004年の「ドラクエ1〜5を1日でクリア」などで知名度を上げ現在に至ります。
ドラクエを主とするロールプレイングゲームをメインに発展しましたが、題材はもちろんそれに限られません。
あらゆるゲームで行うことが出来ますし、 「夏休みの宿題を夏休み開始何日後に終了させるか」だってリアルタイムアタックなのです。

ちなみに「リアルタイムアタック」という呼称は少し長いので、略して「RTA」と呼ばれることが多いです。 (このサイトのアドレスもそれにちなんでいます)



次に、リアルタイムアタック(RTA)と普通のタイムアタック(TA)の違いについて触れておきます。

まずRPGで普通「タイムアタック」と言ったら、 ゲーム内に付いているプレイ時間のカウンターでの時間の短さを競うことを指します。 この場合は、例えばもし途中の強敵に負けても、その直前でセーブしてあれば、リセットすることで時間のロスを防ぐことができます。 しかしRTAではゲーム開始から終了までに実際にかかった時間を計りますので、 リセットした部分の時間も当然カウントされます。
このことからお分かりのように、TAでは1%でも敵に勝てる確率があれば成功するまで何度もリセットして先へ進むことができるので、 1%勝つための最低限の用意をすれば良いことになります。 逆にRTAでは、ほぼ100%に近い確率で敵に勝てるような方法を念入りに準備することが大事になります。 極端な時には、失敗確率が1%あっても許されないということもあります。
このように、TAとRTAでは難関の突破方法が完全に異なります。


他には、RTAならではの難しさもあります。
まず、途中で休憩が出来ませんから、最初から最後までの全ての道のりでの行動を事前に完全に計画し、 全て暗記あるいは紙に書くなど準備しておくことが必要になります。

そして、途中でハプニングが起きた場合に、どのように対処したら安全かつ最速に突破できるかというのをとっさに判断する能力が試されるというのも RTAの大きな特徴です。 (お金が足りなくて予定していたアイテムが買えない、予定よりレベルが低くて呪文が使えない、ボスにたどり着く前にキャラが1人死んでしまった、等) このことから、RTAは「最もゲームの知識が問われるやりこみである」と言われることもあります。

また、長い時間プレイすることになると、途中でご飯を食べたりトイレに行ったりするタイミングもあらかじめ決めておく必要が出てきます。
多くの場合、イベント中などでコントローラーを自動連射させれば勝手に話が進む所などを休憩時間として利用します。